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甘夏ソースで召し上がれ

根暗だけどミーハーな私のブログという名の雑記

人間と巨人に共存の道はあるのか...!?『ファンタスティック・プラネット』【ネタバレ感想】

おすすめ映画
ファンタスティック・プラネット


製作国:フランス

公開年:1985年(日本)


TSUTAYAの「おすすめサブカル映画コーナー」にドーンと面出しされていたのでついつい借りて来ちゃいました。

まずこのジャケットからしてヤバイね。(いろんな意味で)

こんな人におすすめ

・サブカル気取りな人
・多少グロ耐性がある人
・独特なセンスの映画が見たい人
・幻想的な世界観に浸りたい人

『ファンタスティック・プラネット』あらすじ

物語の舞台は巨人のドラーグ族と小さなオム族、二つの種族が暮らす惑星。

ここではオム族はドラーグ族に虫ケラの様に扱われている。 オム族の主人公テールが赤ん坊の時に母親をドラーグ族の悪ガキ達に殺され、ドラーグ族の女の子ティバに拾われる所から物語は始まる。

ペットとして扱われる事に疑問を抱きながら成長したテールはある日、高度な知識を得る為の道具(ヘッドセット)をティバの家から盗み出し、仲間を見つけてなんとか生き延びていく。

しかし、とある事件をきっかけにドラーグ族による本格的なオム族狩りが執行される。

はたしてドラーグ族とオム族が共存できる日はやってくるのか!?


※以下ネタバレ要素を含みます。


登場する二つの種族

ドラーグ族

ファンタスティック・プラネット
(出典:『ファンタスティック・プラネット』)


はい、ヤバイ。

小さい子が見たらトラウマ確定レベルのルックス。

体の大きさはオム族の10倍以上。豊富な知識を持ち、高度な科学文明社会を築いている。 オム族の1年がドラーグ族の1週間に等しいのでかなり長生きする。
1日大半の時間を瞑想に費やしている。

オム族

ファンタスティック・プラネット
(出典:『ファンタスティック・プラネット』)


ほぼ人間の様なルックス。

この惑星ではかなり小さく、ひっそりと原始的な生活を送っている。 オム族に見つかっては害虫駆除をするごとく惨殺される。ごく一部はペットの様に飼われている。

オム族以外の生物もほぼ自分たちより大きいので、捕食されそうになる事もしばしば。

トラウマレベルの描写

この作品。はっきり言ってトラウマ描写が盛りだくさん。

まるで人がゴミのようだ!とはまさにこの事。

ファンタスティック・プラネット
(出典:『天空の城ラピュタ』)



そこまでグロではないけど、ドラーグ族がオム族を踏み潰したり、殺虫剤的な薬を撒いたり、掃除機的な機械で吸い取ったり、見ていると「うわぁ…」って精神的にダメージを受ける事必須!

オム族のルックスが人間そのものなのでどうしてもオム族目線で見てしまう(笑)それが作者の狙いなのだろうけど。

最初に主人公テールの母親がドラーグ族の悪ガキんちょ達に追い回され、石で行く手を塞がれたあげく、デコピンで殺されます。

その際、悪ガキんちょ達が「あーあ、動かなくなっちゃったよ。つまんね。」みたいな描写があってドラーグ族鬼畜だなと感じたんだけど、よくよく考えてみたら私達人間も虫とかに同じ様な事もしてるよね。

残酷ですね、人間って。

ドラーグ族にとってオム族は虫ケラ同然。
皮肉を交えてると言うか、深く考えさせられる作品だなと感じました。

他の生物もかなりヤバイ(笑)

ドラーグ族の見た目はもちろん。この惑星に生息している生命体はどれも狂気染みてます。

アリクイと鳥が合体したようなやつ

ファンタスティック・プラネット
(出典:『ファンタスティック・プラネット』)


もちろん狙われるオム族(泣)

象に触手つけたようなやつ

ファンタスティック・プラネット
(出典:『ファンタスティック・プラネット』)


ダントツキモい。

何故が鳥をぶんぶん振り回して叩き殺す行為を繰り返してる。 某魔法少女のあのキャラに似てる気がする。

他にも糸を吐き出してオム族に洋服を作ってくれるカタツムリみたいなやつとか、ピクミンに出てきたカバとパン合体させたようなやつとか、かなり独特な生き物が盛りだくさん。

製作期間はなんと4年

絵の具や色鉛筆で描いた絵を切り取って、背景に乗せて一コマ一コマ撮影するという超アナログな製作方法。(想像しただけで気が遠くなる)

まさに動く絵本である。
この製作方法がこの不思議な世界観と不気味さを一層引き出してるのかもしれませんね。

最後に

借りてきたはいいけど「キツそうだな…最後まで見れるかなぁ」と内心ドキドキでした(笑)

けれど、見ているうちに引き込まれる引き込まれる!繊細なタッチのイラストと絶妙なアップテンポ音楽に魅了されます。

DVDとBlu-rayを比較するとやはり、Blu-rayの方が色彩が美しいので環境がある方はぜひBlu-rayで堪能して頂きたい!

かなり昔の映画ですが、いつ見ても新鮮な素晴らしいアニメーション映画です。


おしまいっ